このたび川田画廊では、画家・菅井汲の展覧会を開催いたします。

菅井 汲（1919-1996）

大正8年神戸市東灘区御影町に生まれ、大阪美術学校で学んだ後、阪急電鉄宣伝課でグラフィックデザイナーとして活躍。
その一方で中村貞以に師事し、日本画を学びながら、具体美術協会の創始者である吉原治良に教えを請いました。

1952年渡仏後、東洋的なエキゾティシズムをたたえるものとして、パリ美術界で高く評価されましたが、本人は「1億人の日本人からはみ出した存在でありたい」という強い意志のもと、生涯を通じて常に独創性を求め、新たな絵画に挑み続けました。

日本での評価以前にも、ヨーロッパで広く評価されており、マーケットにおいては近年の具体美術再評価に次ぐ流れとなっています。2019年には生誕100 年を迎え、公立美術館での企画展が開催されるなど、再評価の機運はさらに高まっています。

地元神戸では名門である甲南学園のマークを制作した人物としても知られています。

本展では弊社が所蔵する逸品を一挙に展示いたします。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

———————————–

オンラインショップOPEN！
https://art-scenes.net/ja/shows/1510

———————————–