菅井 汲展

Kumi Sugai Exhibition

2020/02/14 - 2020/02/29

菅井汲 VARIATION-78
菅井汲 S-3
菅井汲 ヴァリアシオン

このたび川田画廊では菅井汲の展覧会を開催いたします。

菅井 汲(1919-1996)は大正8年神戸市東灘区御影町に生まれ、昨年生誕100年を迎えました。

大阪美術学校で学んだ後、阪急電鉄宣伝課でグラフィックデザイナーとして活躍。
その一方で日本画家の中村貞以、具体美術協会の吉原治良に師事しました。

地元神戸では名門である甲南学園のマークを制作した人物としても知られています。

1952年渡仏後、東洋的なエキゾティシズムをたたえるものとして、パリ美術界で高く評価されましたが、本人は「1億人の日本人からはみ出した存在でありたい」という強い意志のもと、生涯を通じて常に独創性を求め、新たな絵画に挑み続けました。

昨年生誕100年を迎え、芦屋市立美術博物館、BBプラザ美術館での企画展が開催されるなど、

世界的アーティストとして再評価の機運が高まっています。

今なお注目される菅井汲の作品を再確認したく、展覧会を開催する運びとなりました。

皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

会期
2020年2月14日 - 29日
Exhibition Period
Feb 14(FRI) - 29(SAT)