本堀雄二 展
- 捨てる紙あれば、拾う神あり -

YUJI HONBORI Exhibition -

2022/11/12 - 2022/11/26

本堀雄二 《十一面観音》 正面 段ボール・紙管・木 95.5×30×39cm
本堀雄二 《十一面観音》 右斜め 段ボール・紙管・木 95.5×30×39cm
本堀雄二 《十一面観音》 左斜め 段ボール・紙管・木 95.5×30×39cm

このたび川田画廊では、彫刻家・本堀雄二の個展を開催いたします。

仏像をモチーフとした立体作品を制作する本堀雄二。その素材は使い古しの段ボールです。
ハニカム構造を利用して構成された仏像は、まるで透過しているように見え、その神秘性を強調しています。
また、別の角度からは段ボールの柄が目立つように配置されており、素材の持つ世俗的なさまと、モチーフの崇高な雰囲気とのギャップに驚かされます。

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「捨てる紙あれば、拾う神あり」を、うたい文句にしてダンボールの仏像を始めてから、この個展を含め、たくさんの方々から拾って頂き、本当に拾う神は存在するのだと感じました。
輪廻転生とリサイクルの循環がリンクし、スーパーでお持ち帰りするダンボールが仏像として解脱します。
ダンボール断面の波状のフロートを仕上げで焦がして、風化し古びた仏像の趣きを表します。透過し後光の様に内面から輝き、胎内には魂となる平和を願うリングを納めています。
捨てられたダンボールから輝く様な命を与え、人に崇められる仏像アートで、これからも拾われるよう制作していきます。

( 本堀雄二 個展「捨てる紙あれば、拾う神あり」によせて )

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川田画廊では初めての個展開催となります。
「捨てる紙あれば、拾う神あり」の言葉から作られる作品世界を、是非ともご高覧いただけますと幸いです。

皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

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【作家インタビュー動画を配信中】
KAWATA GALLERY / 本堀雄二 インタビュー
https://youtu.be/vjLW0ulq_TY

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会期
2022年11月12日(土)~ 11月26日(土)10時~18時(水曜 休廊)
Exhibition Period
November 12(SAT) – 26(SAT) 10:00-18:00 【Holidays】Wednesdays
作家在廊日
11月13日(日)、20日(日) 各日14時~16時
Artist in Gallery
November 13 (SUN) 14:00-16:00 、November 20 (SUN) 14:00-16:00
会場
川田画廊
Exhibition Gallery
Kawata Gallery