矢原繁長 展 ― 封印から Family へ

Shigenaga Yahara Exhibition

2026/01/10 - 2026/01/24

矢原繁長「family 1」65.2×65.2cm(15S) 紙、アクリル、インク(ペン) 2025年

このたび川田画廊では、「矢原繁長 展 ― 封印から Family へ」を開催いたします。

矢原繁長の作品はコンセプチュアルな立体オブジェや抽象絵画、あるいは具象絵画と表現の幅が広い。
しかし、それら、すべての作品には、「精神性」「物質性」「詩情」「手仕事」という概念が共通項として存在する。
そこから導かれる人間ならではの温もりは、現代がAIに代表されるデジタル社会だからこそ際立つものとなっている。

本展では、代表作〈封印〉シリーズから、近年の到達点である〈Family〉までを展覧。
詩情豊かな作品世界を、ぜひご高覧いただけますと幸いです。

皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

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<特別講演会開催のお知らせ>
このたび、2024年4月~2025年3月にわたり愛媛新聞文化欄「四季録」に連載されたコラム52編を1冊にまとめた『美術エッセイ ―52夜―』を刊行いたしました。
https://gallery102.theshop.jp/items/119748712

この刊行を記念し、矢原繁長先生による講演会を開催する運びとなりました。

◆◆『美術エッセイ ―52夜―』刊行記念講演会◆◆
日時: 2026年1月10日(土)15:00~17:00
会場: 川田画廊 展示会場内
※入場料無料
※事前予約制・定員20名

下記のGoogleフォームよりお申し込みをお願いいたします
【 締切:1月10日(土)15:00 】
https://forms.gle/kFk21UMwujsoZf2P6

※定員に達した場合、ご参加をお断りする場合がございますのでご了承ください。

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矢原繁長 │ Shigenaga Yahara

1960年愛媛県生まれ
関西大学法学部法律学科卒業

【美術関連】
● 受賞・入選歴(国内コンクール)
吉原治良賞展・青木繁記念大賞展・昭和シェル石油現代美術賞展、富嶽ビエンナーレ、兵庫県展大賞、池田満寿夫芸術賞など入選・入賞多数

● 国際展(アートフェア)
KUNST Rai(アムステルダム)、アートTaipei(台北)、大阪関西国際芸術祭アートフェア など多数

● 個展歴
川田画廊(神戸)、ギャラリーかわにし(愛媛)、ギャラリー枝香庵(東京)、ギャラリー川船(東京)、甲南大学ギャラリーパンセ(神戸)、関西大学博物館(大阪)など多数

● 美術館コレクション展・企画展 
『矢原繁長展』(関西大学博物館) 
『口笛/封印 現代美術家・矢原繁長+詩人・岸田将幸展』(久万美術館)

● パブリックコレクション
甲南大学・関西大学・久万美術館 他

【書籍執筆】
● 文学研究書(共著者:慶応義塾大学・津田塾大学などの英文学者)
『平和を探る言葉たち』(共著:鷹書房弓プレス)
『架空の国に起きる不思議な戦争』(共著:開文社出版)
『語られぬ他者の声を聴く』(共著:開文社出版)

● 詩集
『矢原繁長詩集―輪郭のない時刻』(七月堂)
『矢原繁長詩集―Ⅱ』(七月堂)  

【文筆に関する受賞歴】
2013年      神戸新聞文芸 詩部門年間最優秀賞受賞
2017年・18年  愛媛新聞短詩型文学賞受賞
2019年      第34回愛媛出版文化賞奨励賞受賞

【連載美術エッセイ執筆】
● 愛媛新聞文化欄 美術エッセイ(四季録)
2024年4月~2025年3月 毎週日曜日執筆担当(合計52回)
※『美術エッセイ ―52夜―』(川田画廊)出版(2025年)

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会期
2026年1月10日(土)~1月24日(土) 10時~17時 ※休廊日:1月12日(月・祝)、14日(水)、21日(水)
Exhibition Period
January 10(SAT) – 25(SAT) 10:00-17:00 【Holidays】January 12(MON), 14(WED), 21(WED)
会場
川田画廊
Exhibition Gallery
Kawata Gallery